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一段落ついて/狂気の形

ついさっきあの、謎の集落近くに到着して

政府の特使は2時間後

とうとう謎の集落の人達との会見に臨むそうです


ここまでブログの更新する暇も無いほど緊迫した移動時間だったけど

とりあえず一段落ついた


同行してくれたギルドのメンバー達はやはり頼もし過ぎて

無事にここまで来る事が出来た






一つ気になった事が有るので

ちょっとここで前回に引き続き、武器の紹介をします




ラジンバーという武器が有る

α界域でも特定の地域でのみ僅かに使われている武器


元々はウィンバーと言って

六角の棍棒に太く短い刺が付いていて

人里等に迷い込んだ猛獣を追い払う事を目的とされた

殺傷能力の低い武器だった


絵が下手だけどこんな感じ



α界域にラジェースという地域が有って

ここの人達は血の気が濃く、とにかく野蛮でよく敬遠されている

このラジェースではその昔

年に一度の一大イベントが有った

それは囚人にウィンバーを持たせて、囚人同士で戦わせる事

3回以上勝った囚人のみが次の大会まで生きる事を許される

それは囚人をケモノ扱いしていた事を物語っている


そしてそれはエスカレートしていき

ウィンバーよりも刺が長く鋭く、殺傷能力の高い武器となり

ラジェースの人達は囚人同士が文字通り、血を流しながら戦い、倒れてゆくのを楽しんでいたと聞く


そのイベントもさすがに消えつつ有るが現在でも細々と行われているらしい


猛獣を殺さないよう、傷を極力少なくするように撃退する事を目的とされたウィンバーと

囚人に殺し合いをさせる為に生まれたその武器を分別してくれと

ウィンバー発祥の地域の人達から当然多くの批難を寄せられ

ラジェースのウィンバーとして名前を変えられた


それが現在のラジンバー


ラジンバーはその後

片手で扱えるように軽量化され、二刀流のように使う物や

細く長くなった物、柄の先が太く重く、ハンマーのようになった物など

数々の派生が生まれたが

起源が起源なだけにラジェース以外の人には忌避される代物となり

ラジェースの人達ですら

それを持っているだけで蔑視されるので


それが平気なラジェース人のみが持って歩くようになった




何故こんな話になったか

政府の特使をここまで無事に連れて来るのが我々の仕事だけど

この先で特使の護衛をするのは

政府から人選された専門の護衛兵


その中に一人だけ




ラジンバーを持ってる人が居た


「ラジンバーを見た」

と言っている大抵の人は

ウィンバーと見間違えている可能性が高い


でもあれは見間違いなんかじゃない!

あの

肉を食い裂き、血を吸うかのように形成されたような禍々しい刺は間違いなくラジンバーだ!



ラジェースの狂人だろうか…

あんまり関わりたくない





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