β界域の目的地である惑星へと
エリアゲートを通って移動
今日到着した
このエリアゲートの通過は何度経験しても慣れない
抜けた後は目眩がするから2.3分はちょっと休む
殆どの人は5回も通れば慣れるらしいけど
体質的に合わず、何度やっても慣れない人も少なくない
酷い場合は暫く動けなくなる人もいるらしい
俺のはまだまだ軽い方だし、どっちにしても通過直後は激しい運動はしてはならないのが鉄則なんで
パーティーの皆に迷惑掛けるほどではない
エリアゲートから目的地までまだ歩かなければならず
目的地へ着いても
討伐の対象を探さなければならず
まだまだ時間はかかりそう
ここでもう一度今回のパーティを確認
神言師のハーシェイル
剣士シェンスパーグ
剣士バルワグ
槍使いジェネフィオス
呪術使いスレイドレイ
そして俺
剣士ユミサカ・アリト
計6人
この神言師と呪術使いの違い
どちらも魔法使いのような人達
術にもこれと言って明確な違いもない
ではどんな違いが有るのか
呪術とは一定の鍛錬と儀式を済ませれば誰でも出来るもの
実は俺も三つだけ基本的な呪術が使える
神言は読んで字のごとく、神の言葉
自分で目指してなれるようなものではなく
あれは何と言うか…神から選ばれた人達なのかも知れない
修行によって習得するんだけど
「これだけ修行する」という基準は無く
「ある日から出来るように」なるものである
何十年と修行を積んでも習得出来ない人もいる
同じ神言師にも教派のようなものが有って
タールー派、イヴァナタ派、モルジュ派などは誰もが知っているメジャーな教派だ
ブログサービスで例えるならアメーバ、FC2、Yahooブログ辺り
因みにハーシェイルはティンセレロ派
そこそこ有名だけどあまり見ない教派
ブログサービスで例えるならBloggerとかワードプレス辺り
変な例えだけど…
ティンセレロ派は火神ティンサーに仕える教派なので、炎を操る術を使う
神言師の多くは治癒能力を使うけど
ティンセレロ派にはそんなの無い
その代わり呪術使いのスレイドレイが治癒の呪術が使えるので大丈夫
他に呪術使いと神言師の違いは
呪術は一つの術につき、誰がやっても破壊力は同じだけど
神言師はその人の精進度によって強さが変わる
ゲームのような「MP」なんて物は無いけど
呪術を使うにはそれ相応の体力も使うが
神言師は神の力を放つものなので
どれだけ使おうと本人には何も支障は無い
そんなところかな?
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